2022〜2025年で、Cloudflare Workers 系のリポをいくつも作った。単発の記事にはしてあるけど、並べてみると「エッジで何が向いて、何が向かないか」が見えてきたので、系列としてまとめておく。

時期 リポ 用途
2022-12 sampleimg-worker OG 画像の動的生成(Satori)
2023-05 cloudflare-remix Remix の chat UI
2024-05 demo-gpt-202405 OpenAI text generation
2025-10 2rab-analytics Web 分析 SaaS

Workers が向いていたもの

  • 短時間で終わるリクエスト(OG 画像生成、トラッキング受信、軽い API)
  • グローバルに散らしたい処理
  • コールドスタートに敏感なやつ

OG 画像(sampleimg-worker)やトラッキング受信(2rab-analytics)は、まさにこの形にハマった。Hono を載せると書き味も軽い。

Workers が向かなかったもの

  • 長時間の ML 推論
  • 重い Node 依存

ここは身をもって学んだ。stock-swing-signal-bot で、モデル推論を Workers に載せたら CPU 時間の制限に引っかかって、結局 ONNX のローカル推論に逃がした。cloudflare-remix でも、Node API 互換(nodejs_compat)でつまずいた。

結論

「軽くて短い処理 = Workers + Hono、重い処理 = ローカル / VPS」という線引きが、この一連で固まった。個人開発の API 層のデフォルトは、ほぼ Workers + Hono になった。重いものを無理にエッジに載せない、という判断ができるようになったのが一番の収穫。